2020年12月30日

薬草の館 秘話 -その10-

年末っていうのは様々なことに
「あー今年最後だぁなー。」と思ってしまう、
そんな、Aiko Oiです

2021年、次のステップへ向かって
進んでいかなければっ!!

今回は薬草の館の10曲目
『Aster Tataricus』を
やんわりお贈りします!

『Aster Tataricus』は
キク科の紫苑(シオン)の学名です

この曲は迷路の様に転調していく曲なのです
こう、階段を上がっている様で
実は下がっているのではないかという
世の中の不可思議さを
出したかったんだと思います

音色はチェンバロだけという
シンプルさ、、、
チェンバロって鍵盤がほとんど黒くて
ピアノの白鍵と黒鍵が反対になっている訳で

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チェンバロの曲を作るときは
必ずバッハのトッカータ集を聞いてから
作曲に取り掛かります
(特に二長調 BWV.912が好きです!)

今回は色々と反省があってですね
やっぱり本物のチェンバロで
録音したかったなぁーと!

チェンバロの雰囲気っていうのがあって
私のイメージだとA=440Hzより低く
弾きたいのですよ、、、とほほ。

次回は
チェンバロの音色を求めて
色々と探してみたいと思います

まだまだ完璧でないですが
いくつか作品を重ねて
成長していけたら良いなきらきら



では最後に
〜紫苑の薬用としての効果〜

紫苑の乾燥させた根を
水で煎じて服用すると
去痰や咳止めに効く

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※薬草を服用する場合は必ず専門家に相談しましょう。

引き続き、アルバム11曲目
『Rosa Multiflora』をお贈りします!
もうまもなくですっきらきら







posted by aikooi at 12:16| 音楽